近いけど意外と難しいのが台湾

サラリーマンのための週末海外

  • 難易度:
  • 行きやすさ:
  • 航空会社選択肢:
  • ホテル選択肢:
  • 必要な予算:
  • 最低必要日数:2日(土日で旅行可)

東京から僅か4時間の飛行で行ける台湾は週末海外にはもってこいの場所と思いがちですが、実は週末だけという日程だと意外と行きにくいのです。
なぜかというと、金曜夜のフライトの時間がJALで成田発が18:45、羽田発が17:55、ANAが成田発が19:00、UAとANAのコードシェア便が19:20成田発が最終のフライトなので、金曜夜に仕事が終わった後に空港に直行しても多くの人は間に合いません。土日だけで旅行をするとなると高い普通運賃を買うか、マイルの特典航空券を使うか、あるいは最近就航したLCCのバニラエアを使うかという選択肢しかないのです。
バニラエアは金曜夜の成田発もしくは土曜朝の成田発が使えて便利ですが、それ以外の航空会社の場合はフライトの時間が悪く、行きは午後発、帰りは午前発のフライトが多いため滞在時間がほとんど取れません。台湾に行くなら普通の土日だけではなく、午後半休または午前半休を使って金土日か土日月で行くのが賢明でしょう。

旅先としては世界でも屈指の博物館である故宮博物院やレトロな街並みが素敵な九フンなど見所が豊富にある上、台北から台湾新幹線で地方に足を伸ばすことも出来、JALであれば行きは台北、帰りは高雄などオープンジョーで台湾の南北をさらっと見て周ることも出来ます。
そして屋台グルメや台湾スイーツなど食の楽しみもある上、日本語もある程度通用するので旅行しやすいところです。
また、時差も-1時間とほとんどなく、フライト時間も短く、航空会社も数多く就航しているので良いフライトを押さえられればとてもお勧めできる旅行先です。

台北のホテルは日本とあまり変わらない位の価格帯で、数千円程度だとビジネスホテルが目立ち、1万円を超える位の価格帯からはシティホテルが予約出来るような感じです。ホテルの価格帯は日本と比べて多少割安感がある位で正直あまり変わらないので、近いからと言って必ずしも旅費が安いというわけではないのが欠点です。