ホテル予約時に「特別なリクエスト」してますか?

ホテル予約

ホテルを予約する時に良くある「特別なリクエスト」や「要望」的なコメント欄がありますね。
そういうコメント欄に何か書いて予約していますか?

空欄でも問題ないですが、より快適に泊まりたいのであればリクエストしてみましょう。
あくまでリクエストなので、実際にその要望が通るかはホテル次第ですが、通ればラッキー位の気持ちでリクエストしてみましょう。

是非リクエストすべき項目

  • 部屋の禁煙、喫煙
  • 1ベッド(ダブル)か2ベッド(ツイン)か
  • 幼児連れの場合でベビーベッド(ベビーコット)を使いたい場合

これらはよほど例外的な事がない限り(全室禁煙なのに喫煙部屋をリクエストしたとか、全室ダブルベッドが無くてツインのホテルだった等)ほとんど希望通りにするホテルが多いので是非コメント欄に書きましょう。
「Non-smoking room please.」とか「Non-smoking and 1 bedded room please.」などと書けばOKです。

こういうこともリクエスト出来ます

  • 部屋からの眺めや低層階、高層階など部屋の場所、眺望
  • バスタブのある部屋を希望
  • 記念日やハネムーンでの宿泊である旨を伝える
  • 大体のホテルへの到着時間(深夜に到着するような時に部屋をキープしておいてねという意味で)

この辺の要望は確実に通るかはホテル次第ですが、割と希望通りにしてもらえます。
ただ、例えば海沿いのホテルで海が見える部屋とそうでない部屋の2種類があって、眺望で部屋の価格が違うのに海の見えない安い部屋を予約してオーシャンビューをリクエストしても通らないと思うのでその辺は臨機応変にリクエストしてみてください。
バスタブは小規模なホテルなどで部屋によってあったり無かったりするようなホテルの場合は是非リクエストしてみましょう。

そして、誕生日や結婚記念日などの記念日やハネムーンでの宿泊の際は絶対にその旨を伝えるべきです。
良いホテルであればあるほど大抵何らかのサービス(ホテルのご好意で無料での客室のアップグレードやケーキ、シャンパンなど)のサプライズがホテルからのご好意で頂ける事があり、単に何も言わずに泊まるよりもより思い出深い滞在になる可能性が高まります。

文字数の問題や確実に返答が欲しい場合などのコメント欄に書けないような件は遠慮せずホテルにメールなり電話で問い合わせましょう。
例えばSPAやホテルのレストランの予約や往復の送迎の手配などはコメント欄を使わずに直接ホテルにメールや電話で問い合わせた方が無難です。

個人旅行で自分でホテルを予約する場合、こういう細かいリクエストが出来るのでより満足できる滞在が出来るように予約時には是非コメント欄を活用してみてください。
ただし、予約サイトによってはコメント欄自体が無かったり、あるいは手配業者のミス等でコメント欄に書いたリクエストがホテルに伝わっていないこともあるので、確実性を求めるなら直接ホテルにメールなり電話なりするのが一番です。

ホテル到着後に現地でのリクエスト

予約時のコメント欄やメール、電話等でリクエストするほどでも無いようなことや、例えばドライヤーや湯沸しポット(電気ケトル)が部屋に無かったけど使いたいとか、タオルが人数分無かったとか普通はあるのが当然だと思っていた物が無かったり、使いたい物が用意されていない場合はレセプションの人に遠慮せずに聞いてみましょう。
英語が苦手な人でも「Do you have a hair dryer?」みたいな超簡単な英語でも全然通じるのでとにかく聞いてみることが大事です。英語に自信が無ければ、部屋からフロントやハウスキーピングに電話するよりもホテルスタッフと直接会話する方が伝わりやすいし、気楽なはずです。
電気ケトルなどの火事になる危険が若干でもあるものは稀にホテルのポリシーで敢えて貸していないこともありますが、大体すぐに部屋に持ってきてくれます。

この手のパターンで多いのが、2人で泊まっているのに1人分しかタオルが置いていないとか、タオルは人数分あるけどバスローブやスリッパだけ足りないケースが一番ありがちです。こういう場合は単にハウスキーピングの人が置き忘れているだけなので、我々が我慢する必要はありません。レセプションやハウスキーピングに電話するなり、直接言うなりして遠慮なく持ってきてもらいましょう。

送迎のリクエスト

空港ホテルや郊外のホテルなど、送迎サービスを行っているホテルに送迎をリクエストする場合は下記の3点は忘れずに伝えましょう。

  • ピックアップの日時
  • 決まったピックアップの場所が指定されていない場合、ピックアップして貰う場所(空港なら到着するターミナル、電車なら降りる駅など詳細に)
  • 飛行機ならエアラインと便名「JAL JL001等」、電車なら列車の番号「ICE1361、のぞみ1号等」のそこまでに使う交通機関の情報

1番目の日時は当然として、2番目は空港ホテルなどはあらかじめ決まった場所から送迎バスを出していることが多いですが、空港に複数ターミナルがある空港などではどちらのターミナルかを伝えるべきです。
3番目は必須ではないですが、その交通機関が遅延した場合などに向こうが対応出来るので出来るだけ正確に伝えておくべきでしょう。
これらは旅行会社のミス等でリクエストが伝わっていなかった場合、現地でかなり困って悲惨なので予約時のコメント欄よりはホテルに直接メールや電話で行った方がベターです。

ホテルに到着した後の送迎(ホテルが郊外にあり、市街地までのシャトルバスサービスやホテルから空港までの送迎等)は、予約制のホテルが多いので早めに予約が必要か、予約無しで当日その時間に指定の場所に居れば良いのかなどを確認して、必要があれば早めに予約を入れましょう。
賢くリクエストをして、満足度の高いホテルステイにしましょう。