JALは特に利用したことが無い人からあること無いこといろいろ叩かれていますが、ホテルッキングは日本人にとって一番使いやすいエアラインはどこかと聞かれたら間違いなくJALと答えます。
JALが使いやすい理由として、まず言葉が通じる。普段はあまり気にするポイントでは無いですが、トラブル時の対応などの安心感が違います。JALが凄いと思うのは、外国人のCAでも必ず日本語が通じます。ANAでは通じないケースもあったのでこれは素直に凄いと思います。
そして定時運行率が世界一なだけあり時間に正確です。これはJALだけでなくANAも正確なので日本の交通機関の質の高さが現れています。
時間が正確だと到着後の予定が立てやすいので重要なポイントです。
また、機内エンターテイメントが日本語なので映画などを日本語で楽しみたいなら国内のキャリアに限ります。
そして個人旅行者として最も重要なポイントであるマイルの貯まり具合、使いやすさは流石です。
トップシーズンの時期を除けば特典航空券も割と簡単に取れるし、マイルも貯めやすいので本気で貯めると意外とあっさり特典航空券まで届きます。JALカードを作って普段の買い物を現金ではなくJALカードで支払って、オプションでツアープレミアムをつけてどんな運賃でも加算率100%にして、家族プログラムに入って家族全員のマイルを合算すれば特に深く考えなくても年に数回でも飛行機に乗る機会があれば結構なペースで貯まっていくので、特典航空券なんて夢のまた夢、と言う人は是非試してみてください。
マイルの他にJALが特に優れているのはネットワークです。経営破綻後は路線撤退がありせっかくの強みが薄れてしまって残念ですが、それでも大体の地域に飛べるので自社便でのマイルが貯めやすいのと、同地域内でオープンジョーが出来るので旅程の幅が広がります。
また、羽田→パリの深夜便と成田→パリのコードシェアの深夜便(AF運行)の存在もヨーロッパに行くなら重要な選択肢です。これを使うと翌朝にヨーロッパに到着できるので朝からがっつり行動出来ます。そしてオープンジョーも出来るので行きは深夜便でパリ、帰りはフランクフルトという使い方が出来るので周遊旅行やピークシーズンの空席が少ないシーズンでも席が取りやすいというメリットがあります。
また、フランクフルト線ではフランクフルト到着日またはその翌日、フランクフルト出発日またはその前日にドイツ鉄道のレールアンドフライ(Rail & Fly)という到着空港からドイツ国内(バーゼル、ザルツブルク含む)の好きな目的地までの鉄道運賃が無料で乗れる素晴らしいシステムがあります。同様のシステムはANAやルフトハンザ、ドイツ国内の格安航空会社のTUIFlyなどでも行っていますが、各社料金がまちまちなのと、情報があまり無いので利用する際は良く調べましょう。
そして、究極の旅好きは是非JGC(JALグローバルクラブ)会員を目指してみてください。一度取ってしまえば国内外のサクララウンジの利用やワンワールドサファイアも付いているのでワンワールド各社のラウンジも使えます。また、非常口座席の事前指定や特典航空券のキャンセル待ちも優遇されて、インボラアップグレードの可能性も増加する「見えない」優遇もあるので入会のハードルは高いですがとても使える会員制度です。